Fair Work Commission(オーストラリア公正労働委員会)より
オーストラリアでは2018年7月1日以降、時給が$18.93になります。
オーストラリアドル$1=80円換算で
$18.93=1514円
最低時給が1514円。
例えば、コンビニのバイトが時給1514円スタート。
東京で普通にバイトするより高いのではないでしょうか。
ましてや地方だと2倍っ!?
そんな時給が高い国「オーストラリア」。
留学じゃなくて、英語圏で出稼ぎ且つ英語力上達を狙えるワーキングホリデーは魅力的ですね。
こんにちは、オーストラリアに住んで5年以上経ちました、はまちゃんです。
最低賃金の前に知っておきたいオーストラリアの職業別時給の算出
まず、オーストラリアではどのようにして雇用形態や時給が決まるのか、
また自分の時給がオーストラリアの公正労働法にあてはまっているか自分で確認することができます。
例えば、
年齢が大人(アダルト)日本人ワーホリのほとんどが最低賃金以上、
21歳未満(ジュニア)などによって最低賃金以下に分けられます。
ワーキングホリデーはカジュアル(バイト扱い)なのでさらに時給25%増し(Casual loading)、
最低時給$23.66(約1892円)が支払われるはずです。
詳しくはこちらをご覧ください。
日本で経験なくてもできる仕事
特に、専門職系の仕事でない限り、
日本からオーストラリアに渡豪してから仕事に就きやすい職は(実際に僕もこのルート)
サービス業(ジャパレス、レストラン、観光業、ホテル)
製造業(チキン工場など)、農業(ファーム)など。
国の最低賃金からスタートできるところもあれば、実は違法となりますがキャッシュジョブをしているところなどざらにあるのが現状です。
僕の経験上、ジャパレスなどは簡単に仕事が始められますが、そのようなルールに従っている雇用主はなかなか見つかりません。
逆にローカルジョブは英語力は必要なところが多いですが、最低時給以上(研修期間を除いて)でスタートできます。
この変更によって影響があると思われるのは
小売業界の雇用主
正直、ジャパレスなど個人経営している雇用主の立場になって考えてみると、
人件費が高いので、この最低賃金値上げはルールを守っている雇用主にとっては
またかと思われる悲しい変更だと思います。
ちなみにオーストラリアでは年金は会社側が負担していて、
お給料の9.5パーセントをお給料とは別に従業員に支払っています。(月のお給料が$450以上の場合のみ)
小売業では祝日はお店を閉めるところが多いのが実情です。
理由は祝日に支払う従業員への人件費があまりにも高すぎるからです。
ちなみに僕の働いているところでは祝日の日はいつもの時給の2.5倍もらっています。
それでもお店を開けるところもありますが、
ジュニアと呼ばれる高校生(18歳未満)をシフトに入れることで人件費を削減しているところもあります。
小売業界でルールを守っている雇用主は尊敬します。
ワーキングホリデーなどでオーストラリアで初めて働く人
ワーキングホリデーで来ている人にとっては嬉しいニュース。
この好条件でせっかくだから稼ぎたいのであれば

今の時代であれば自分のライフスタイルに合わせて仕事をすることができる自由な時代。
でもこの時給が高い国オーストラリアの利点を活用するのであれば、
労働基準法を守っている仕事にありつけ、
カジュアル(時給さらに割増)でフルタイムまたは掛け持ちでがっつり稼いでもいいかなと思います。
そのためには日々、アンテナ張って情報集めながら柔軟に行動していくと良いところへ転がっていくかもしれません。
ローカルジョブは最低賃金などルールを守っているところが多く、時給は最低賃金以上でスタートするし、
英語力上達もできるのでオススメですが、タイミングや運よく入れるかがカギです。コネがあれば1番。
なのでやっぱり情報取集、人との付き合いを大事にしていくと良いかもしれません。
ワーキングホリデーの人には良い雇用主の元で働けるよう願っています。
それではまた。