こんにちは、西オーストラリアのパース在住のはまちゃんです。
日本の国民的スポーツを言えばやはり野球が第一に挙がって来ますが、
ここオーストラリアではAFL(オーストラリアン・フットボール・リーグ)と言うオーストラリア特有のスポーツが最も人気で地元のオージーがAFLに観戦しに行くのは
感覚的に言えば日本人がプロ野球観戦に行くようなものです。
僕もせっかくオーストラリアに住んでいるのだから、地元で盛り上がっているスポーツに観戦して雰囲気を味わってみたい。
と言うことで、今回オーストラリアの国民的スポーツとも言える「AFL」に観戦に行くことができたので、どんなものか一部始終をどうぞ。
AFL(オーストラリアン・フットボール・リーグ)とは

なんでも省略したがるオーストラリア人(オージー)の間では
通称フッティー(フットボールから)と呼ばれるスポーツ。
日本ではオージーボールと呼ばれているらしいけれど聞いたことがない。
どんなスポーツかをざっくり簡単に言えば、ラグビーボールのようなボールを蹴って
相手陣地のポールの間にシュートするようなゲーム。
シーズンがスタートするのは3月ぐらいから9月ぐらいまでなので日本のプロ野球のペナントレースと同じくらいの期間。
オーストラリアはこの時期は冬になるのでAFLはオーストラリアの冬のスポーツと言っても良いかもしれません。
観戦グッズもマフラーや冬用の帽子を身につけている観戦者もちらほら。
ちなみに2018年のプロリーグは18チームがリストに登録されていて、
西オーストラリアのパースからは
West Coast Eagles(イーグルス)と Fremantle Dockers(ドーカーズ) の2チームが毎年参加しているようです。
今回僕が初めて観戦しに行ったのはイーグルス。
嫁の友人の夫が生粋のオージーでイーグルスのシーズンパスを持っていて
その人にゲームのルールなどを教えてもらえたので。
試合当日
パースではこれほど多くの人が集まることは珍しいです。
なのでゲームがある日は公共交通機関も特別体制で運行しているようです。
僕たちは電車を利用しました。
地元のオージーがAFLを観に行く姿は一目見ただけでわかります。
まるで東京の通勤ラッシュのごとくスタジアムへと向かいます。
チケットに公共交通機関の利用も含まれているので電車やバスが自由に乗れます。
ちなみに2018年のAFLはトヨタが主スポンサーとして協力しているみたいです。
さすが日本のトヨタ、世界のトヨタです。
オープンしてまだ半年も経っていない「オプタス・スタジアム」。
収容人数は6万人以上。イーグルスとドーカーズの本拠地だそうです。
なぜオーストラリアのテレコムのオプタスが名前?
州政府と交渉してオプタスがお金で名前の権利を得たみたいです。
到着したらそんなに混んでいなく、持ち物検査、スマホでバーコード表示しただけで入れました。
入場する前にマスコットと一緒に写真。
小さい頃に日本でプロ野球観戦に行ったのを思い出します。
無料でイーグルスのインスタントタテウーも入れて気合も万全。
入場。続々と人が集まってきます。
座席は最後方部2列目。日本のプロ野球観戦の外野席な感じですかね。
外野席でチケット$50(約4000円)交通料金含んでちょっと高いがこんなもんでしょうか。
写真では見えづらいですが、
選手入場する前にチームがイーグルスだけに本物のイーグル(鷲)が舞っています。オーストラリアらしいパフォーマンス。
宝くじの抽選の結果をここで(笑)日本のロト6のような番号を選ぶもの。
この日はホームのイーグルスは大勝して、
球場内でウエーブが起こりました。
国は変われどすることは同じですね。
日本のように専属応援団はいないので声が枯れることもないです。
隣で応援していたアウェイの相手チーム、ゴールドコーストを応援していた家族は
試合が終わる前には帰っていました。
やっぱり勝った時はその余韻に浸りたいですね。
試合が終わって帰りは球場から徒歩圏内のバーズウッドのカジノで食事をすることに。
ちょっとカジノに行くような格好じゃないけれどって思いましたが、
カジノ内もあらゆるところにイーグルス。
あー試合観戦してきたんだって思われるだけで
これなら入っても平気でした。
土曜日なのでかなり多くの人がいました。
お腹空いたのでオージーステーキとビールで今日の祝杯。
帰りの駅に向かう途中のカジノの駐車場。駐車スペースでないど真ん中に駐車している車(笑)
無茶苦茶やと思うけれど、みんなですれば恐くないですか。
以上、オーストラリアのAFLでした。
それではまた。