「朝のスタートはコーヒーから」
と言う人も多いのではないでしょうか?
朝の寝ぼけ眼に1杯のコーヒーを飲むことで頭が冴えるはまちゃんです。
僕はこのビアレッティのブリッカに出会うまでは、コーヒーならインスタントコーヒーでも何でも良いと思ってました。
しかし、美味しいコーヒーで始まる朝では気分が全く違うことに気づいてしまいました。
喫茶店で飲むエスプレッソと変わらないぐらいの濃いコーヒーが
簡単に作ることができる直火式エスプレッソマシーン。
これで飲むともうインスタントコーヒーに戻れなくなります。
それではいってみましょう。
「モカ・エキスプレス」とは

エスプレッソと言えばイタリア。
モカエキスプレスはそのイタリアのビアレッティ社の商標で、
沸騰した水の蒸気圧でコーヒーを抽出する方式の直火式のエスプレッソ・メーカーのこと。
このモカエキスプレス、イタリアではどの家庭にも一台はあるといわれているほどの物。日本で言えば炊飯器のようなものですね。
トレードマークは「髭おじさん」。
あの高く手を挙げているのは(恐らく)砂糖は1つと言っているのでしょう。
ちなみに日本ではこのタイプの直火式(1〜2気圧)をマキネッタと呼ぶそうです。
カフェなどに置いてある電気式(9気圧)のはエスプレッソマシーン。
気圧の違いで名前が変わるらしいです。
またこのモカエキスプレス(マキネッタ)で作るコーヒーは「モカ・コーヒー」と呼び、
エスプレッソマシーンで作られるコーヒーは「エスプレッソ」と呼ぶみたいです。
元はと言えば、
嫁がイギリスに住んでいた頃に使っていたビアレッティ2カップ用を使用していたのですが、
もう少し多く飲みたいなと感じました。
1カップあたりが約30mlのエスプレッソが作れるので2カップ用で約60ml。
僕は初めてエスプレッソを知らずにカフェで頼んで、出てきたカップの小ささと容量に驚きを隠せなかった経験があります。
僕も嫁もコーヒー好きなので、少し大きめのビアレッティのブリッカ4カップ用(これでも約120mlでマグカップの半分ぐらい)を購入しました。
ブリッカの特徴
他のモカエキスプレスとの違う点は、
- ブリッカは上の蓋の中央部分が筒抜けになっている。
よく見るとポッチにも、うっすらと髭おじさんの姿が。 - クレマ(エスプレッソの液面に浮かぶ泡)ができやすい。
抽出口に特殊バルブが内蔵されているので最後に圧力をかけることができるみたいです。これが喫茶店で淹れるコーヒーに匹敵する濃いコーヒーになるんですね。 - 実はIH(電磁調理器)でも可能
他のビアレッティは直火式のガズコンロのみで使用できるみたいですが、ブリッカはIHでも使うことができました。
購入してからまずすること
説明書にも書いてありますが、
購入して初めて使う際は必ず3回ぐらい作ってそれは飲まずに捨てる。金属臭いので。
美味しいコーヒーの淹れ方
作るなら美味しいコーヒーを淹れたいですよね。
美味しい(クレマの多い)コーヒーは水とコーヒー豆が重要なようです。
ポイント1. 水
ブリッカの本体の内側にH2O(水)と書いたラインがあるのでまずその線までお水を入れます。(水の量を測ってみたら150mlでした)
出来上がりはだいたい120mlのコーヒーができます。
測ったら下の部分へ水を移します。
美味しいコーヒーには水にもこだわります。
ポイント2. コーヒー豆
豆の種類は好みによると思いますので自分のお好みのコーヒー豆をどうぞ。
僕は仕事と休日の日のコーヒー豆を使い分けるようにしています。
仕事の日
時間があまりないので挽いた豆を使用。そんなにこだわらずにコーヒー飲めればいいや的な感覚。
illyシリーズはなかなか美味しいです。
ちょっと強めのイタリアのLavazzaコーヒー豆。
粉だとインスタントコーヒーを淹れるぐらい簡単に作れるので朝忙しい人にもオススメです。
休日の日
コーヒー豆販売専門店にてお好みのコーヒー豆を買います。
日本だとカルディコーヒーファームで新鮮なコーヒー豆が購入できると思います。
お気に入りのコーヒー専門店で購入したコーヒー豆。
やはり豆のままの方が粉よりも鮮度が保てるし、
挽いたコーヒーは表面積に比例して酸化が早くなるようです。
なので豆の状態で密閉して
コーヒーを淹れる分だけ直前で挽きます。
そうすることで風味を残すことができ、美味しいコーヒー+酸化も遅らせ一石二鳥です。
グラインダーを使用します。お店の人に聞きましたが、モカキスプレスの挽きは細挽き(Fine)から深煎り(super fine)が良いようです。
鮮度が高い豆で淹れるとクレマ(エスプレッソの表面に浮かぶ泡)も多いです。
逆に古い豆だとこのクレマはあまり出ません。
新鮮な豆だとアロマが口の中に残り、余韻に浸ることができます。
家で深いコクのある美味しいコーヒーを飲みながらゆっくりくつろぎたい人に。
コーヒー豆は鮮度が命です。
鮮度を保つために密閉状態にして冷暗所に保管します。
僕はジップロックで密閉して休日用のは2週間以内に消費
できる量だけ購入しています。
コーヒー粉の量ですが、好みにも寄るとは思いますが、
4カップだと30gぐらいが適量みたいです。(1cup=約7.5g)
電気式のエスプレッソマシーンと違って押し付けずにふわっとした状態で大丈夫です。
ポイントは縁についた粉は綺麗に拭き取って上部の本体と合わせてしっかり閉めます。
しっかり閉まってないと圧力がかからないのでクレマも上手くできない、または漏れの原因となります。
それではガスコンロにかけます。
火にかけて時間が3、4分後ぐらいで「ゴオッゴッ」っと音がなり抽出されたコーヒーが上に昇ってきます。
この「ゴオッゴッ」という音が聞こえたらその後に、「ゴーーーー(コーヒーが上に昇っている音)」
となるので2、3秒後に火を止めます。
難しいポイントはこの火を止めるタイミング。クレマの量も影響します。
そのまま放置しているとクレマも消えてしまいます。
動画を録ってみました。(音が大きいので気をつけてください)
また淹れるコーヒーカップも温めておくと冬など温かさ、風味を保ちます。
片付けとお手入れが簡単
使い終わったら冷えるまで少し置いてその後分解します。
連続で使用する際はぬるま湯で触れる程度までにして使用してます。
分解する時ちょっと堅いなと感じたら圧が入っているからなので圧を抜いてあげましょう。
上部の上のポッチをちょこっと引っ張ると「シュー」と圧が抜ける音がします。
後は水洗いで手で汚れはとる程度です。
使い終わったコーヒー粉は嫁は小さなボールに入れて冷蔵庫へ。
嫁曰く、冷蔵庫の臭いを消してくれるそうです。
休日の朝、自宅で美味しいコーヒーで優雅な一時
以上、準備、お手入れ、使い易さが揃ったモカエキスプレスでした。
それではまた。