こんにちは、西オーストラリアのパースに住んで5年経った、はまちゃんです。
パースは寒いですねー。5年も住むとこの時期の朝日、夕日ともに雲がかかって美しい風景になることがわかりました。
夏よりも冬の方が、空が変幻自在で綺麗なんですね。
頑張って朝早く起きて写真に納めてみようとするのですが、寒さが勝って結局は、毎朝布団に潜り込んでしまいます。
そんなことはさておき、オーストラリアは牡蠣の生産、種類も豊富でほとんど年中食べることができます。
そんな中で、一番良い時期、いわゆる旬は寒い冬の8月みたいです。
さらに今日8月5日(5th August)は、国際的な牡蠣の日らしいのです。
ほう、まさに食べ頃ではにゃいかということで、
何度か足を踏み入れている牡蠣の卸売販売しているお店へ行ってまいりました。
それでは行ってみましょう。
その名も「Larner’s oysters」

フリーマントルの近くの地中海料理のレストランで働いていた時に知った牡蠣の卸売店。
実は休みの日に自分で買いに行って家で密かに殻を開ける練習をしていたこともあったんです。
店内には冷凍、捌かれた魚の身もありますが、やっぱり牡蠣販売店だけに売りは牡蠣です。
殻付きの牡蠣が1ダース$14
shucked(殻が取り外されてすぐに食べれる牡蠣)が1ダース(12個)$16
季節によって値段、養殖場の変更あり。
新鮮な牡蠣を食すならば、殻付きの牡蠣を買うことをオススメします。
なぜなら、レストランで働いていた時にも開店前、もしくは忙しくない時はお客さんのオーダーが入ってから殻を開けていたので。
殻が取り外されているのであれば、卸売のここでなくても、住んでる近くの魚など売っているところでも買えるので、ここまで足を運ぶ必要はないです。
時間は午前中に行った方がより新鮮な気がします(笑)
この日働いてたお兄ちゃんに今日って牡蠣の日なんだろって聞いたら、
「あーそれさっき来た客が言ってって初めて知ったんだ。ただ今日バイトで入ってんだよ。」
って牡蠣の日なのに普通なのか。売り切れてるんじゃないかと心配する必要もなかった。
牡蠣とシャンパンでロマンティックな夜をと想像する人はいるかもしれませんが、
殻を割るのに怪我をして病院に運ばれるなんて誰も想像しないでしょう。
それでも新鮮な美味しい牡蠣を求める人、
殻の外し方と必要なものはこれから説明するので、参考になれば幸いです。
レストランじゃあこんなことできないけれど、自分の家でするならではの良いこともありますよ。
まず用意するものは
汚れても良いキッチンタオル、タワシ、牡蠣ナイフ
まずは少量の水を流しながら、殻の外側の泥や、殻を綺麗にしてやります。
ざっと、表側の周りの淵の殻の砂利っぽいのを落とす程度で大丈夫です。
ナイフを入れる牡蠣の殻の間を確かめる。(僕は左利きなのですが要領は同じです)
斜めに押しながらグイグイと間に入るまで繰り返す。(手に注意)
入ったら、上側の殻に沿って後ろに引いていく。
後ろまで引き抜く
開けるとこんな感じ(もし上側に身が少し引っ付いたらすすっーといっちゃってください。)
殻の割れ目などが殻の淵にある場合は綺麗に取り除いてください。
左側下に殻にくっついている部分があるので殻に沿って切り外します。
牡蠣の殻の取り外しの動画はこちら
テーブルに運んだ時に嫁に、
「あれ、1ダースって12個じゃないの?2個なくなってるけどどこ??」
ちょっと身が悪くなったんで胃袋に入れたよ。っていう会話。
僕もブランクがあったんで最初の1個は失敗しました。
食べ方は、
新鮮な牡蠣であれば余計なことはせずにシンプルにレモンを絞って食すのが一番です。
開けた時に入っている海水?とレモン、そして牡蠣の甘みがこれ以上になくマッチしています。
ちなみに、日本は11月23日の勤労感謝の日が牡蠣の日でもあるみたいです。
栄養豊富な牡蠣を食べて、日頃の疲労を取ってくださいという意味からだそうです。
この牡蠣の日に久しぶりにこんなに美味いものがこの世の中にはあったのか。と至福。
それではまた