そろそろ、西オーストラリア、パースに住んで約5年になります。
こんにちは、パース在住のはまちゃんです。
5年も住めば、だんだんと季節の変わり目がわかってきました。
みなさんご存知の通り、ここオーストラリアは日本とは反対の季節になっていて、
日本は今は秋の紅葉シーズンが終わって冬の訪れを感じるころでしょうか?
昨日、日本のニュースで東京で11月に54年ぶりの初雪が降ったとありました。
そんな中、今、僕は半袖、半パンでパソコンの前でブログ書いています。いいえ、もうパンツ1枚になってます。
昨日の最高気温は36度でありました。暑すぎであります。
さて、オーストラリアには、日本の春の象徴である桜のように、
オーストラリアにも季節の訪れとともに咲く花があります。(パースではどちらかというと春より夏に近いから夏の訪れを感じさせる花な気がしますが)
その名はジャカランダ(Jacaranda)。

11月23日撮影
毎年、このジャカランダ並木の下で敷物敷いて、花見なんてやっている人は誰一人いません。
なぜなら、ここオーストラリアでは外でアルコール飲んでいるのが見つかったら警察に罰金を徴収されます。
パースでは11月にかけて、この鮮やかな紫色の花があちこちで咲き始めます。ジャカランダの名所である
AppleCrossという郊外を車でたまにドライブするのですが、
何もないんですよ。10月27日に撮影。
11月17日撮影
今年は例年より気温が低かったせいか、咲きはじめが遅いのか、まだかまだかと首を長くして待っていました。
で先週の話ですが、仕事が休みで、嫁を仕事に送るついでに、ちょっと見に行ってみるかと考えてたんですが、
嫁の職場に着いてコーヒーをいただいて、同僚のニュージーランド人と話をしていたら、
「ーーー〜〜の植物園が素晴らしいよっ。」
と言われて、詳しく聞いてみると、スペルがわからないとのことなので、グーグル先生に聞いてみたら
「Araluen Botanic Park」
そこから自分が住んでいるところよりも断然近かったしせっかくだからということで、急遽変更で植物園に行ってきました。
パースのキングスパークとか地球の歩き方に載ってますが、ここは多分、取り上げられてないかもです。(あったらすいません)
前置き長くなりましたが、ローカルがお勧めする植物園、行ってみましょう。
Araluen Botanic Park
場所はパース市内より南東約35キロ。
パースでは治安の悪いと聞く路線アーマデールラインの最終駅、アーマデールの近く。
電車、バスで行く方法もあるみたいですが、アーマデールなのでおすすめしません。アボリジナルデール確率高し。
僕は海沿いをよく車で走るのですが、久しぶりの陸地で途中でカンガルー出没注意の看板やら、
小さな峠のような上りや下りのある道で野花が色とりどりに咲いていたので楽しめました。
途中でローリンストーンとかいう道路名があったのですが、ニュージーランド人が、
「ローリンストーンがーーー〜ー」
言うてたけど、わけわからんかったが何かジョークを言ってたような。
僕の生活は平凡な毎日なので新しいところへ行くのは非常に気分転換になります。(パースはあまり娯楽がないので)
午前10時過ぎに到着。
入り口でチケット購入。
オーストラリアドルで$6。(火曜日は半額の$3)
もれなくパンフレットもらえます。
まずマップを見て確認したいのはお手洗いの場所。
入り口付近、広場、バラ園の3つあります。
公園内は車で移動できます。
朝10時過ぎということもあってほとんど人はいませんでした。
写真ではわかりにくいと思いますが、花や植物だけでなく、鳥にとっても楽園で、朝から鳥のさえずりを聞きながらゆっくり歩いて見て回れます。
入り口抜けるとこのような看板が。蛇が生きてますよって。
オーストラリアの魅力の1つに、自然が多いのでウエディングフォトの背景になるようなところが沢山ある気がします。
よく見ると暑さをしのぐために日陰に鳥の家族がいました。
上から眺めてみました。
バリアフリーもしっかりしていました。さすがオーストラリア。
木陰で涼しいカフェがあったのですが、正直ここはお勧めしません。
良い感じの雰囲気なんですが、ウエイトレスのサービスの悪さに気分悪くしてしまいました。
座ってオーダー待ってもこないし、他の人はオーダーをしに行ってたので、僕もテイクアウェイのコーヒーをオーダーしたら、
「テイクアウェイコーヒーは店内で飲まないで!。」
いやいや座ってた時、3人のお年寄りはテイクアウェイカップで普通に飲んでましたよ。
でも入り口に書いてありました、いろんなことが。
まず大きな字で
ここには公共のトイレはありません。(お客さんだけオッケーです)
靴は常に履いておくように
攻撃的、反社会的行動は許容されていません。
テイクアウェイ、その他食べ物はここでは食べれません。
ルール多すぎ、っていうか以前に何かあったんだろうな。
ほとんどの訪問者はお年寄りでした。
僕も老後はこのような生活をするんだろうなと心の中で考えてしまうと、
「人生でやりたいことがあるなら、若い頃にしか出来ないんだよなと。」
改めて感じさせられました。
というわけで、いかがでしたでしょうか?
アクセスしづらいかもしれませんが、山がないパースには珍しく、山道を走るのもたまには良いかもしれません。
いろいろ催しや、なんといってもチューリップが咲く時期が有名なのでその時期に合わせてぜひ行ってみてください。
僕にとっては気分転換にもなったし、自分を見つめる時間にもなりました。
飲み水も一応ありました。暑い夏はお水必須です。
ではまた。ジャカランダ!