いつものように仕事が終わって車で帰っている途中、
スケルトンなどの仮装をした子供達が大人と一緒に歩いているのを見ました。
毎年10月31日はハロウィーンの日。
家に帰るといつもと違う家の近くの雰囲気に気づく。
普段は人がぽつりぽつり歩いているぐらいなのに、
今日はどこにこんなに子供達がいたのかと思うほど、
仮装した子供達が道を歩いている。道端にも多くの車が路上駐車してあるし。
と真向かいの家に住んでいる老夫婦の夫、ブライアンが、
「ワイン一杯飲むかい?」
と誘われる。
断われる理由もなく、ありがたく正面口のお庭にお邪魔させてもらいました。
子供達にお菓子をねだられると思い、キンダーのチョコレートスティックを
ポケットにたくさん忍ばせて(いつも嫁が買い溜めしている)外に出てみると
まだ子供達の仮装行列が道を歩いています。1700過ぎぐらい。
ブライアンの家の門はいつもは閉まっているのに
今日はハロウィーンなので開いていました。
なので子供達も勝手に私有地に入り込んで、
お菓子が置いてあるテーブルへと。
あー、なるほど。
実は昨年はハロウィーンの前日に前もって大量のお菓子を用意して、
家でその仮装をした近所の子供たちを待ち構えてましたが、
訪れる子供は1人もおらず。
こうなったら外に出て出張、お菓子ばらまきサービス。
がこうやってテーブルを正面口に置いておくことで
子供達もそれを目当てにやってくるんだと初めて知りました。
それを話してみると、
もし何も置いてないと生卵をぶつけられるんだよって。
ブライアンの妻、キャシー曰く、
「ここら辺に住んでいる人以外にも大勢来ているから注意が必要、特に10代の若者達がね。」
どうやら近くの図書館でイベントをやっているらしくその駐車場がいっぱいで家の近くに路上駐車しているみたい。
持って来たキンダーチョコレートもテーブルに置いたがあっという間になくなっていた。
これはこの地域だけこのようなことをしているのかと聞いてみると、
ほとんどの地域でしているはずとのこと。
日本ではハローウィンは仮装イペントとして毎年大騒ぎになっていますが、
オーストラリアでは仮装した子供が、
Trick or Treat「僕怖いでしょ、お菓子くれなきゃイタズラするよ。」
っていうのが現代のハロウィーン。
いつかあなたも子供と一緒に仮装して歩くときが来るよって、
スケルトンの服と仮面を被った大人を見て、ブライアンに言われました。
それではまた